『公開シンポジウム−日本代表チームの未来について考えよう』
の記録
(編集:円井基史、協力:JOA強化委員会、松田珠子)

【主催】 日本オリエンテーリング協会(JOA)強化委員会
【協力】 京葉オリエンテーリングクラブ、財団法人富津市施設利用振興公社
【日時】 2008年11月22日
【場所】 富津市民ふれあい公園ビジターセンター

司会進行:松澤俊行
パネリスト: 番場洋子、小泉成行、藤沼崇、円井基史、橋本浩一
1.趣旨説明(宮川達哉)
2.基調講演「世界における日本の位置」(鹿島田浩二)
3.パネルディスカッション
4.フロアを含めたオープンミーティング
5.まとめ



松澤俊行 愛知教育大学 三河OLC
91年度東北大学入学。94年度のインカレロング2位。WOC(世界選手権)は99年に初出場し、その後通算7度出場。全日本選手権は00年度、03年度 の2回優勝。03年には勤務していた民間企業を退職し愛知教育大に入学。現在は大学院に通う傍ら、培ったオリエンテーリングスキルと、教育の専門家として の知識を生かして、07年より松塾を開催。JOA強化委員。

番場洋子 堀場製作所
98年度京都大学入学後オリエンテーリングを始める。99年、00年JWOC代表を経験し、その後インカレロングで2連勝。04年からはWOC代表として 活躍し、通算4度の決勝進出は女子最多。全日本選手権でもこの5年で4度優勝しており、誰もが認める女子の第一人者。08年夏に韓国で開かれたアジア選手 権では3冠を達成し、世界的に名の知られているアジアを代表する選手でもある。日本山岳耐久レースで05年に女子20代の部で優勝した経験もある。

小泉成行 株式会社ケアフィット・ネットワーク ときわ走林会
98年筑波大学入学後オリエンテーリングをはじめる。4年生の01年度にインカレロング優勝。その後04年から5回連続してWOC日本代表を経験。04年 度には全日本選手権2位。08年はEOC(ヨーロッパ選手権)から約2ヶ月の欧州遠征を経験、チェコのWOCではミドル、スプリント、リレーの3種目をこ なした。09年1月より法的には個人事業主となり、会社勤務の傍らnoname代理店活動を本格化する。

藤沼崇 ES関東クラブ
03年新潟大学入学後オリエンテーリングをはじめる。05年度インカレミドル4位、06年度インカレロング4位。07年に就職して東京に移転、ES関東ク ラブに所属した後からエリートクラスでも上位に進出。特に最近はスプリントで強さを増している。08年ユニバーシアード(世界学生選手権)代表。

円井基史 金沢工業大学 多摩OL
96年東京工業大学入学。02年度全日本選手権4位。03年、06年WOC代表。現在はオリエンテーリングのほかトレイルランにも力を入れており、08年 はOSJおんたけスカイレース4位入賞、日本山岳耐久レースで自己記録8時間44分。ウェブサイト「情報の共有化」(http://www.geocities.jp/ol_intelligence) を管理。

橋本浩一 武相学園中学・高等学校
中学時代は陸上部所属で主に短距離・跳躍競技を専門し、100mのベストは10”90。立教大学時代にオリエンテーリングをはじめる。2002年に創部し た武相中学・高校のオリエンテーリング部の顧問として活動を続け、教え子の宇野夏樹がJWOC(ジュニア世界オリエンテーリング選手権)に通算3度出場。 JOA強化委員。

鹿島田浩二 荏原製作所 渋谷で走る会
中学校(桐朋)時代から怪物と称され、中2の夏の5日間大会ではすでに中学生・高校生を含むクラスで5日間完全優勝の実力を見せてつけていた(トータス HPより)。89年東京大学入学。91、92年度インカレロング連覇。91年よりWOC代表を長らく務める。94年度の全日本選手権優勝から12年経ち、 06、07年度と全日本を連覇した強さは記憶に新しい。JOA強化委員。

参考URL
JOA 強化委員会
http://www.orienteering.or.jp/NT/2008/11/081122_symposium.php


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1.シンポジウム概要・パネリスト紹介
2.基調講演「世界における日本の位置」
3.公開討論(前半)
4.公開討論(後半) inserted by FC2 system