RC合宿 講義メモ
【報告者】 尾上秀雄
1月11日19:30〜 有吉正博
1)21世紀の陸上競技はクロスカントリーであるべき
クロカンを通じてOLと陸上長距離が近づける
2)陸上トレーニング協力ネットワーク(人と場所)の紹介(別紙資料)
受身ではなく良さそうなところを吸収しに行く気持ちで
関係を作ってランナーをOLに引き込むくらいの気持ちで
参加頻度は応相談
練習時間帯:通常は3時頃〜 夏休みなどは10時頃〜
OL側の窓口は設定予定だが個人レベルでも話は通っている
3)走力アップとクロスカントリー
長距離に必要な3本柱(スピードをペース作りに含めれば)
・スタミナ(有酸素) マラソンランナーも練習の70%は低強度
・ペース作り
日本人は一定ペースは良いがペース変化に弱い →クロカン練習が最適
ケニアが強い 3000m障害などは圧倒的
舗装されていない丘陵地帯を学校まで10km(日常)
中学クロカン駅伝 今後3ヵ年 昭和の森で実施予定
クロカントレは、地形で自然に変化がつくものと、積極的に取り出して
やるものがある サーキットトレ的なインターバル
変則インターバル(知らず知らずの内にトラックで30〜40km)
10周ジョギング
5周120m曲走路ジョグ80m直走路ダッシュ
5周ジョグ
5周200m快調に32〜35秒くらいで200mジョグ
5周ジョグ
以上を2セット
10周ジョグでクーリングダウン
北欧が強かった理由: ファルトレック
・スピード
・フォーム作り
4)Q&A
・分割トレは効果があるか?
朝10km前後 月間平均700km 30%は朝練習という事例
・低強度とは?
若者だとHR120程度 メニューは積極的に変える方が良い
・レース前の強度バランスは?
70%が低強度というのはレースの近い遠いにあまり関係なく同じ
・高強度をやると後に影響が出るのだが?
インターバルは追い込み過ぎてもいけない
OLの場合は低強度は70%より少なくても良いかもしれない
1万mのベストのペース走
ATレベルを上げるためには1000mのペース走はまだ苦しくなる
ちょっと前なので、2000mくらいにすると良い
粘り強くこつこつできる人 規則正しい生活ができること
生活の中にトレーニングを
・年間スケジュール シーズンオフは?
気楽に精神的にゆとりを持つことは大事
・生活のサイクルは? 中田氏(NTT東京)八木さん(東京学芸大4年)が回答
朝をしっかり食べて夜は少なく
足とともに上半身のケアもやっている 特に背中を中心に
肩を落として後ろに引く
足はストレッチとマッサージ
朝は起きてジュース、10分くらいで練習
寝ている間に体を冷やさない
帰宅が夜9:30頃の時は軽食後練習、済んでから食事、食後1.5H位で就寝
帰宅が夜7時頃の時は食事をしてから練習
温かい紅茶を飲んで寝る(カフェインの効果)
・上半身の鍛えは? 筋トレは?
ウエイトトレーニングは大いにやると良い 特に女子は走りの回復時に
ウエイトトレ的なものを
・サプリメントはどうか?
大いに注意すべき
・ピーキング方法、その確認方法は?(中田)
1週間前くらいから何度かレースペースで本番の1/10くらいの刺激を与える
身体が走りたくて仕方が無くなり大会が待ち遠しい状態になる
もし1週間前に身体が重かったらたぶん疲れていることが多いので量を減らす